JIS規格…第219回

JIS規格って、なんとなく聞いたことあるな、という方がほとんどだと思います。

簡単に言うと日本(Japan)基準としての品質・サイズ・方法を統一したもの、ということになります、

海外でメイドインジャパンが今もずっと根強い人気がある理由の1つだと言えると思います。

私たち日本人は今やそれが当たり前で、何か買い物をする時にJIS規格があるかどうかで選択することはないのではないでしょうか。

しかしここ数年は海外メーカーの製品も増え選択肢は増えました。

それ自体は喜ばしいことなのですが、昔はなかったトラブルが増えているのも事実です。

・おしゃれで買ったのに電圧が違うため使えない家電

・コンセントの挿し口が海外仕様のもの

・メーカー保証がついてないもの

・不良品の取替には対応するが送料は別途かかる

・代理店が倒産、廃業したので故障などのアフター対応がない

・ネット専売商品で小売店の対応がない

挙げればきりがありません。しかし経済的に弱っていく日本にはこれからも海外製品が多く入ってくるでしょう。

今後はその対応策を考えるだんかいに入ってきていると思われます。

それまでの善後策として、とある地方公共団体が「入札案件はJIS規格に限定する」という基準を打ち出したと耳にしました。

弊社にも入札形式で物品の調達や工事のご依頼をいただくのですが、残念ながら辞退することもよくあります。

海外製品の物品調達入札をいただきました。その製品はネット専売がメインだったので他の国内メーカーに代えてもよいか問い合わせたところ「変わってもいいけど仕様は変えないで」とのことでした。

JIS規格でなく海外の規格で出して、という意味です。

残念ながらお力になれませんので辞退させていただきました。

それから数か月後、どこかの卸店から入札で買ったその製品の修理で弊社にお問い合わせがありました。

海外製品だからできません、というだけではありません。もちろんイジワルしているわけでもありません。

海外製品にJIS規格の部材を使って修理することはできません、メーカーの保守体制や色々な法令に抵触するからです。

あるのが当たり前の品質、今はこれが今後も守られるかの瀬戸際に近づいているような感覚があります。

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