住宅ローンのリスケ…第184回
2026年9月9日
ニュース記事でこれを見て、まず自分の目を疑いました。
「リスケ」という言葉はなんとなく法人役員と金融機関の間でのみ使われる言葉だと思っていたからです。
※リスケ…借入金の返済が難しくなり、期間を伸ばして月額を減らしたり一定期間だけ利息のみ払うなど返済条件を変えること
金利の上昇などで返済が難しくなる方が増えている、とのことでこんなニュースが増えてきたようです。
根本的なことがこのニュースには書かれていませんので補足します。
返済負担が重いなら家を売るのも一つの選択肢、というか家以外ならほとんどの場合でその話になります。
なぜ家だとそうならないか、実は皆さん売却を検討されるんです。
しかしそうしないのは住む場所がなくなるから、という理由以外に最も大きな理由があります。
それは【売却額がローンの残債額にまったく足りないから】なんです。
こんなケースがあります。
家を買って5年、まだまだ新しいです。
ローン残債はまだ3000万円以上残っています。
多くの場合、木造の一戸建てだと買取価格は1000万円程度になります。
ちょっといい家で1500万円くらいでしょうか。
信じられないかもしれませんが本当の話です。
木造住宅は法定耐用年数が22年、それを30年や35年ローンで買う時点で大きな危険があります。
仮に15年ほど済んだ家だと買取価格は500万円あればいいほうです。
なかには任意売却と言って自己破産させながら物件を買い叩く業者もあります。
そうならないために、最後の手段の一つ前、それがリスケだと思います。
返済期間を延ばせば月額が下がるのでとりあえず問題を先送りできます。
しかしただでさえ家の寿命より長いローンなのにそれをさらに伸ばせば返済総額も増えますし多くの場合は金利も上がります。
自己破産と任意売却が最後の手段ならリスケは本当にその一歩手前の話です。
国が進めているから、大きな金融機関が言うから、まわりの人たちもしているから、理由は色々ありますが
大きな買い物で維持費もかかることは本当に真剣に、そして余裕をもって決断しなければなりません。
私たちニューウェーブ電視館は「暮らしまるごと」のお手伝いをする会社です。
本当に困ってしまう前に、お気軽にご相談ください(^^)/



