原油高と電気代…第179回
2026年8月31日
中東情勢がいつまでたっても落ち着きませんね・・・
原油高は現在いくらかご存知でしょうか。
投資をしている方や世界情勢を普段から見ている方はご存知でしょうが一般にはあまり意識しないものだと思います。
結論をいうと、今朝の数字で「 1バレル=84USD 」でした。
中東情勢が始まる前はこれが60USDくらいだったのでちょっと高いかなーくらいですよね。
いや、じつはこれ結構ほんとは高いんです。
電気代の料金を決める大きな要素の一つに「燃料調整費」という項目があります。
日本の電力は75%を火力発電に頼っていますので原料(原油)が高くなったらそのぶん電気代を上げますね、その代わり原料が安い時は安くしますから、という仕組みです。
中国電力ではその基準額が「80,300円/kl」なんだそうです。
この仕組みができる時に電気料金のベースが3割ほど上がりました、もう4年ほど前になります。
さてではこの1バレル84USD。
基準額の80,300円/klに比べるとどうなんでしょうか?
単位が違うのでよく分かりませんね。
計算してみます。
※前提条件<1バレル=約159L ・ 1USD=約160円 >
160円×84USD×1000÷159=84528.38…
はい、つまり84.528円です。
基準額をもう半年以上ずっと超えています。
なぜ電気代は上がっていないのでしょうか?
この計算で電気代に換算すると、実は実は、30%ほど上がっていることになります。
なぜ上がっていないか。
答えは国が多額の補助をしているからです。
おそらくすでに兆を超える額になっていると思います。
電気代が上がっていないのはいいことですが、そのために税金が使われるのでは本末転倒ですよね・・・


